NPO法人 AIDS孤児支援
NGO・PLAS

エイズで親を失ったエイズ孤児は、全世界に1650万人いるといわれ、そのうち8割以上がPLASの活動するケニア・ウガンダを含むサハラ以南のアフリカに集中しています。PLASは、エイズによって影響を受ける子どもたちが自分の力で未来を切り拓ける社会の実現を目指し、2005年から活動を続けています。

現在は特に、①エイズ孤児を抱える家庭への生計向上支援事業②エイズ孤児と保護者へのキャリアプランニング(カウンセリング)支援の二つを柱に活動を行っています。
①一家の稼ぎ頭である夫を失い、HIVと共に生きながら子どもたちを育てるシングルマザー家庭等に対し、養鶏やペーパービーズ(クラフト製作)、カフェ運営等のスモールビジネスを通じた生計向上を実施しています。
②エイズ孤児を抱える家庭を対象にキャリアプランニング支援を行っています。HIV/エイズ、そして貧困による影響を受ける家庭では、保護者が子どもに対して適切なコミュニケーションをとることが難しく、また就学やキャリア選択について十分な知識を持っていないという課題に直面しています。また、子どもたちもロールモデルが身近にいないことや、HIV/エイズに対する偏見などから自尊心を持ちづらい状況です。こうした子どもたちと保護者に対して、パートナー団体のカウンセラーとともにキャリアプランニング(カウンセリング)事業を行っています。