今を生きる家族の多くは、核家族や少子化、さまざまな社会的、文化的背景のもとで、産後についての知識も、必要なはずのケアも十分でないまま、心身ともに不調な状態で子育てをスタートします。
マドレボニータは妊娠中から家族で産後の準備に取り組むために、オリジナルの産前講座、出産と産後の準備アプリ「ファミリースタート」、適切な産後を過ごすためのリーフレット、産後の実態を調査しまとめた「産後白書」などを提供。
1998年の創業以来、産後の女性の体と心を回復させるためのヘルスケアのプログラムを研究開発。おもに産後2-6か月の女性に、産後のリハビリの教室を全国16都道府県、約60か所で開催しています。
また、子育てのスタートから困難を抱える母親への適切な産後ケアの提供(産後ケアバトン制度)を実施。「多胎児の母」「障がいのある児の母」「早産児や低体重出生児の母」「10代の母」「産前に長期入院した母」「被災地から避難中の母」など、とりわけ支援が必要ながらも、支援が行き届いていない母たちを対象に、産後ケア教室(全4回)の受講料補助や介助ボランティアとのマッチングなどのサポートを実施。2011年にスタートし約1000組を支援してきました。
こういった制度を継続的に実施していくとともに、企業の社員が育児休暇中に適切な産後ケアに取り組み、意欲的な状態で復帰するための復職支援プログラムを提供。
幅広い層へ産後に適切なケアに取り組んでいただくためのアプローチをしています。