認定NPO法人 国境なき子どもたち

http://knk.or.jp/
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認定NPO法人 国境なき子どもたち 認定NPO法人 国境なき子どもたち

~ 国境を越えてすべての子どもに教育と友情を ~

国境なき子どもたち(KnK)は、1997年に日本で設立された国際協力NGOです。これまで15ヵ国(地域)において9万人以上の子どもたちに教育機会を提供し、自立を支援してきました。

-バングラデシュ-
首都ダッカのショドルガット港では、多くのストリートチルドレンが、水を売ったり、ゴミを集めたり、船の修理などをして、わずかな収入を得ています。不衛生な食事や住環境、ケガの危険性、非行や薬物の誘惑など、多くのリスクが子どもたちを取り囲んでいます。国境なき子どもたち(KnK)は、「ほほえみドロップインセンター(DIC)」を運営し、食事や読み書き計算の学習機会の提供、雇用主らに対して子どもの権利やリスクについての理解を深めてもらう啓発活動を行っています。

-シリア難民キャンプ-
キャンプ内の公立学校1校でヨルダン人講師、シリア人アシスタントを雇用し、演劇、音楽、作文の授業を提供しています。こうした授業は、トラウマやストレスを抱える子どもたちにとっては自己表現の機会ともなっています。
また各教科には、全ての学習の基礎となるアラビア語やシリア人生徒の苦手意識が強い英語の補習要素も取り入れ、子どもたちの学力向上にも促しています。2017年後半からは子どもたちが学習意欲を高められるよう、自分たちの将来を考えるきっかけ作りとしてキャリア教育にも取り組んでいます。

-カンボジア-
バッタンバン州において、支援が届きにくい15歳以上の未成年を主な対象とし、自立支援施設「若者の家」を運営しています。貧困・暴力など様々な理由によって親元で暮らせない子どもたちと、ほかの施設を「卒業」して行き場を失った子どもたちに対して、衣食住や教育・職業訓練の機会の提供と心理的サポートを行い、経済的・精神的に自立することを目指して支援しています。

このほか、フィリピン・パキスタン・パレスチナ・日本でも支援活動を実施しています。

国境なき子どもたち(KnK)は、貧困の連鎖を断ち切り、ストリートチルドレンや支援の対象になりにくい困難な状況の中にある世界の子どもたちを支え続けます。

所在地:東京都 / 設立年:1997年