アジア協会アジア友の会(JAFS)は 1979年に活動をスタートした、アジアに ”命の水” を贈る民間国際協力援助団体(NGO)です。水の供給事業を中心に、貧困層の自立を目的として、アジア18ヶ国 69ヶ所の現地NGOと共に各種の支援活動を行っています。
アジアでは、水を得るために一日1kmから3kmの距離を女性や子どもたちが徒歩で何往復もし、安全な水かどうかわからない水を得る社会が存在します。安全な水が飲めない人は全世界人口の6分の1を占め、その3分の2が農村に住む人々であると言われています。アジア協会アジア友の会は、そのような場所に安全な水(井戸や水パイプライン)を供給することにより、女性や子どもを水汲みという重労働から解放し、「アジア里親の会」という教育里親制度を通じて、子どもたちが継続して学校に通えるように取り組んでいます。
2017年度中に実施した主な事業として、 アジア5カ国の農村地域29ヶ所に飲料水のための井戸及び水パイプライン50基を完成させ、アジア5カ国の子ども475名の里親の会支援を行ないました。
創立40周年を迎える2019年、誰もが生まれてきて良かったと思える “より人間らしい地球社会の創造のために” 皆さまとアジアの友と共に、「理解と協力と連帯の輪」を今後も拡げていきたいと思います。