世の中には、「もったいない」ものが溢れるほど存在します。私たちが再利用を図っている石鹸や中古の自転車、それに年間何万本も捨てられているビニール傘、過剰包装。そうしたものの価値に再度光をあてながら雇用を生み出すという活動をしています。
■石けんリサイクルプロジェクト
ホテルから排出されている年間280トン(弊団体調べ)の固形石けんをリサイクルすることで、産業廃棄物を削減し、環境にやさしい社会作りへ貢献します。
回収した石けんは、障がい者福祉施設にて加工をしています。粉石けんの生産という技術やノウハウ・品質を一緒に研究することで、新しい社会参加の機会を創出しています。そして、加工した洗濯用洗剤(粉石けん)として梱包し、200箇所を超える児童養護施設に寄付をしています。
■ウガンダ自転車プロジェクト
ウガンダは、アフリカ大陸内陸部に位置する人口4000万人、経済成長率5.4%の国です。貧困層の多くが水汲みに従事し、腕力に頼って数キロもの道を往復している状況がありました。自転車で運んだら、生産性があがるのでは、、その思いが自転車プロジェクトを生みました。ウガンダでは、自転車の価格はおよそ月収1か月分。分割払いを支援する、援助ではない「自立」を目指したプロジェクトです。