はちどりプロジェクト

2012年に内戦で学校が焼やされてしまったカンボジアの村に小学校を建設しました。
アンコールワット遺跡で有名なシェムリアップから70キロ。車で1時間45分の農村です。
人口約600人の村ですが、貧しさのため隣国のタイに子どもたちを連れ出稼ぎに行く親が多く、学校に通えない環境を変えるため紙漉き工房を建設し就労支援中です。

カンボジアの綿と井戸水で漉いた紙をつくり、シェムリアップにあるナイトマーケットや、日本にむけて販売し、現在紙漉き工房では10人の村のお母さんたちを雇用しています。

今は私たちが運営していますが、はちどりプロジェクトはカンボジアからの撤退を目標としています。
雇用をもっと増やし、子どもたちがあたりまえに学校に通うようにきっとなる。
やがて村人たちで自分たちで運営できるようになり、自分たちで新たな産業をおこしたり、他の村に学校を建てたりする。そんな素敵な連鎖が続けば「カンボジアを支援のいらない国」になる。そう信じて奮闘中。