セカンドハーベスト・ジャパン

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セカンドハーベスト・ジャパン セカンドハーベスト・ジャパン

~ Food for all people すべての人に、食べ物を~

日本では年間約1,788万トンもの食品廃棄物が排出されていますが、その中にはまだ十分食べられるにもかかわらず、包装や印字ミス、賞味期限が近いなどの理由で廃棄されている食品、いわゆる「食品ロス」が多く含まれています。
一方で残念なことに、日本は先進国にも関わらず約2000万人の方が、貧困線以下で暮らしています。これは日本全体でみると、約6人に1人の割合で貧困に苦しんでいる人がいる計算です。
セカンドハーベスト・ジャパンは「すべての人に食べ物を」という理念のもと、まだ充分食べられるにもかかわらず、さまざまな理由で廃棄される食品を企業の協力のもとに引き取り、児童養護施設や母子家庭・生活困窮者といった人々の元へ届ける、日本初のフードバンクです。

セカンドハーベスト・ジャパンの活動の柱
①ハーベストキッチン(炊き出し)
路上生活者を対象に、温かい食事を提供する活動です。
②ハーベストパントリー
経済的困窮により、十分な食事をとれない状況にある個人・家族に直接、食品を提供する活動です。
③フードバンク活動
食品加工工場をはじめ輸入業者、卸業者、スーパーや、農家、個人などから、まだ充分食べられるにも関わらず、さまざまな理由で廃棄される食品を引き取ります。
④政策提言と発展
日本におけるフードバンク発展のため、啓発活動、講演などを行っています。

私たちの今後の活動目標は、ハーベストパントリー活動の拠点を増やし、社会の誰からも助けを得られず食に困る状態になってしまった人に食品を直接届け、食に関するセーフティーネット=フードセーフティーネットを構築することです。
食品を渡す拠点を警察や、病院などの既存の公共施設ように配置し、食べることに困ったときに頼れる場所が当たり前のようにある、そんなフードセーフティーネットが行き届いた社会を目指しています。